基礎工事に入る前に

わたしは、たまたま鉄筋RC工法の住宅を選択しましたが、木造住宅でも基礎工事というのは必ずあります。家の土台となる非常に重要な工程です。

実際、新築される方にとっては、家が出来上がっていく途中を訪れて工程を眺めているということはよくされているようですが、一番見ていただきたい工程はやはり基礎工事と梁だと思っています。

これが不十分だと、完成した住宅では確認が難しいため欠陥を発見することが困難ですし、完成後の修繕、補強もまた限界がありさらにコストがかかる可能性があります。

そして、基礎工事がおこなわれる前に、実は大事な工程があるのです。私は家が形作られていく様を見学していれば安心だとばかりおもっていたのですが、まっさらな土地に、何かしらの具材が搬入されて現場のかたがそれを使用し始めた時点で、すでに家づくりは始まっています。

その私が全く見落としてしまっていたというのが、仮設工事の過程なのです。

基礎工事を行う前に、この仮設工事というものが施されて初めて次の過程に進むわけです。

一番に水や電気、照明がないと作業自体が滞るわけですので、これらを手配する工事をしなくてはならないのです。(よくよく考えれば、何の資源もない状態から物作りができるはずがありませんよね)。そして、工程の途中で雨が降りこんで困る部材にはもちろん防水シート。そして手の届かないような高い場所で作業をされることは当然ありますので、そのために設ける足場なども仮設物といえます。

そして、いよいよ家の基礎にまつわりそうな水盛り(工事を進める際の基準となる、水平を決める作業のこと)や、遣り方(板や杭、水などを使って基礎・柱・壁の位置を決めていく作業のこと)という工程にはいるわけです。

水平を計る作業なんて、当たり前に行われているものでしょうが、こんなにも初期に家の傾き調整などが行われていると感じると、やはり建築がはじまった一番初めの作業から無駄なものなんて何もないんだなと今更ながらに感じます。

初めから旨く水平がとれなければ、そのあとの作業がいくら丁寧であっても、確実に傾いてしまう残念な家が出来上がってしまうと思うと・・・やはり初めが要ですね。

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This entry was posted on 土曜日, 11月 19th, 2011 at 7:23 PM and is filed under 未分類. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Both comments and pings are currently closed.