土地取得前に地盤を調べたい場合は

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わたしのように土地ありきで、その上に住宅を建てるしか選択がない場合は別ですが、これから土地を探そうとお考えの方にとってその土壌が住宅建築に適しているかを調査する方法があります。

一般的に「ボーリング(貫入試験)」と「スウェーデン式サウンディング試験」と「レイリー波(表面波)試験」と呼ばれる3つの調査方法があります。

一般住宅向けでお勧めとされているのはレイリー波試験のようです。信頼性・試験土質の範囲・試験の簡便さ・試験費用とも概ね高い評価を得ているようです。数十年前より行われているのがスウェーデン式サウンディンク試験と言われるもので、費用・試験の簡便さでは断トツのお勧め度ですが、レイリー波試験と比べてやや結果の信頼性に劣るらしいです。

最後にボーリングですが、これば大きな建築建造物向けの調査といってもいいでしょう。決して手軽にできる調査ではありませんし、費用も膨大です。ただ結果の信頼度と試験土質の範囲はもっとも高評価を得られます。(私は実際に家を建てるときに業者の勧めでボーリング調査を行いました。費用のことは・・・その時正直あまり気にしていませんでした。しかし、わたしにとって地盤を信頼できるかどうかの調査は要ですので、後悔はしていませんよ。何せ大分の盆地にある畑が建築場所でしたので、土壌の硬い層がどのあたりにあるのかが最大のポイントでしたので)

このような調査は、事前にすることで安心を得られますよね。もし不動産やさんを介して土地を取得される予定なら、地盤調査をしているか尋ねてみるといいかもしれません。もししていないようなら、先に述べましたように自分でできる簡単な地盤調査をしてみてもいいと思います。地盤調査が完了しているのであればその結果を不動産やさんに開示してもらうと自ら費用を捻出しなくても済みますよ。

万が一(土壌改良などを行わずに)軟弱な地盤に家を建ててしまうと、建物の基礎が不ぞろいに沈下する“不同沈下”がおこり、壁や塀のひび割れや家が傾いたり、または地震の時に大きな被害を受けることになってしまいます。

そうならないために、やはりまずは基礎から。基礎は地盤から。

ぱっと見ではわからない部分に費用を費やすことは決して無駄ではなく、安心を手に入れるために必要なことだと思います。

住宅建築に適した土地の選びかた

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わたしは実家大分の土地に建てるという前提で新築を考え始めたと前述しました。

まずは、我が家の場合土地ありきというところから入りましたので、土壌の状況を選ぶということはありませんでした。

しかし、住宅を新築しようとお考えの方、またすでに完成している建売住宅や中古住宅を取得しようとお考えのかたへまずは家が十分な基礎の上に建つか。建てられているかという目やすとして、地耐力を調べてみましょう。地耐力とは文字通り、建物の基礎がその土地に十分に耐えられるかというものです。明らかに耐えられない土地に理想の住宅を建てたいからという理由で省略してしまえば、その後の家の存続自体が危ぶまれます。

地耐力を調べるため、地盤調査を行い地盤改良の工事を考える必要があります。(地盤調査はどのような土地でも行われます。行われないということは考えづらいです)

しかし、その土地に(我が家のように)どうしても建てたいもしくは建てねばならない譲れない事情があれば、地盤改良を行えば十分に施工に耐えうる土地にすることはできます。

あくまでも参考としてご覧ください。

そして、住宅に適した土種がありますので合わせてご紹介します。

一番のお勧めは山砂です。締りやすくぬかるみにくいのが特徴ですので、埋めもどしの土としては非常によいと思います。

つづいて岩盤です。非常に硬いためぬかるみません。敷地に花木を植えたい方にとっては黒土・赤土が最高です。しかし柔らかく締まりにくいという特徴がありますので、地盤としてはあまりお勧めできません。加えて強風や雨降りの時は住宅が汚れやすくなりますので、犬走り等の施工が必要になります。

ただ、これは地形の問題ですが、土崩れやがけ崩れの心配がありそうな傾斜地の周りで家を建てようとするときは平地と比べ目に見えて造成が大がかりになります。芝などの力をかりて斜面を固めたり、コンクリートや石のブロックなどで土を押さえ、崩れにそなえることとなります。

裏手に山林のある住宅が、長雨で土砂崩れに遭って家もろとも土に埋まったなどというニュースもよくテレビでされてますよね。自然を相手に家を建てるわけですから、それ相応の覚悟と準備が必要ということでしょう。

簡単にできる地盤調査のしかた

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更地の状態で一から住宅建築の工程を見ることができれば一番よいのですが、すでに完成している建売などを購入するときは敷地の地盤の確認ができなくなってしまいます。

そんな時は、手軽に近所で新築をされているもしくは土壌工事を行っている現場がないか探してみるというのが手です。基礎工事の掘削の工程を現場で見れれば非常に参考になると思います。また、現場に入られている職人さんなどに聞いてみても詳しく教えてくれるかもしれません。

我が家の周辺も私が生まれ育った時とは様変わりし、大分屈指のベッドタウンとして分譲されていますが、この宅地造成地域の分譲宅地一角を購入されるという方が住宅用地を探している方にとっては一番探しやすいことと思います。

この造成地域は、もともとの地盤を掘削して擁壁完了後に埋めもどし工事が行われているかもしれません。そのため地盤が弱くなってしまう可能性があります。

そして更に造成地域での建売住宅は地盤改良をされているかどうかを疑った方がいいかもしれませんね(実際にはその工程を確認できないわけですから)。取り扱われている不動産屋さんに聞いて確認をしておいた方がいいでしょう。

もともと住宅が建っていた土地を購入する場合は、基本的に一度掘削をされているので、表面の地盤が緩むことが多いかもしれません(また、もともとの家を解体する際に地盤が緩むこともあります)。

そして最後に、明らかに目に見えてぬかるんでいる、水がわいているという場合は要注意です。敷地の周辺に崖や川がある場所では水が湧いていることがあります。どのどんな土地であっても掘れば掘るほど水が出てくるものですが、その水が浅いところや目に見えて湧いているようでは丈夫な土壌とは言えません。できれば深いところで水が出てくる土壌を選んだほうが賢明です。

簡単には、基礎工事中に工程を重ねる中でぬかるみや泥水が出ていないかを確認していれば安心できるかもしれません。

そして少しでも気になる点があればハウスメーカーの現場監督さんに聞いてみることは重要です。不安を残さずに安心した基礎づくりが住みよい住宅づくりの上で一番大切なことだと思います。

一生に一度の大きな買い物ですので、そこは「こんなこと聞いてもいいのかな」などと遠慮することなくどんどん尋ねてみるべきです。

実際に知らないことだらけで始まる家づくりの基礎地盤は第一歩なのですから、知らなくて当然なのです。

疑問は謎のままにせず、しつこいと思われるくらいどんどん聞いてみましょう。

案外、そんなお客様には「中途半端な仕事や返答ができないので、自分も勉強になるし気が引き締まる」と、メーカーに勤務する友人も話していたくらいですので。逆にお任せで何も施工時点で質問がないお客様の方が後々怖いとも話していました。

営業担当者もお客様とのコミュニケーションがとれて意外と嬉しいようですよ。

現場の職人さんたちも自分の技量をみてもらえるのは結構嬉しいようです。

確認を勧める基礎工事と土台

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内部枠組み・アンカーボルトの設置をします。

アンカーボルトとは基礎と土台を連結左折ボルトのことです。(アンカーって錨の意味でしたよね)先の方が錨のように曲がっていて先の方がネジになった鋼鐵です。実際に見せていただいたのですが、まるで何かの武器の様でした。木造住宅に使われる土台は主に角材。基礎のコンクリートの上に水平に置かれます。土台がなぜ必要なのか。わたしは木造住宅をたてたわけではないのですが、木造であれば、基礎がコンクリートでその上に木材の柱をとりつけするより、木材同士の方が接合がしやすいというのは当然ですよね・・・。そして、この土台があることで柱から基礎にかかってくる荷重を均等にしてくれるといういい働きをしてくれるのです。そうすることで荷重のバランスがとれ不同沈下を防ぐことができるとのことです。

鉄筋であればやはりベタか杭かを選ぶことになりますが、ここは構造計算もしてもらう施工担当者に尋ねてみるのが一番です。ちなみに鉄筋は木造と比べかなりの重量が土壌にかかりますので、我が家は値は張りましたが万全を期してベタ基礎としました。土台の乗る場所や柱の立つ場所など、住宅の重みの掛かってくる場所に立ち上がり基礎ができる部分に型枠を組み固定します。型枠が完了したら型枠と鉄筋の幅がとれているか確認をしてみましょう。これらが近すぎるとコンクリートがひび割れたりする原因となります。理想としては型枠の真ん中に鉄筋が来ていることだそうです。

この作業の確認はやはり完全素人のわたしでは何のことかわからない、という状態でしたので、熊本で現場監督をしている友人をわざわざ立ち会わせました。結局のところ、その友人頼みということになってしまったのは不甲斐ないところではあります。

生コンが大量に搬入される様子は、あまり近くで見ることはありませんし、現場でコンクリートの品質確認をしたときはとても偉い人になった気分を味わえました。ミキサー車チャーターで気分はすっかり高揚しておりました。

コンクリートを打ち終わればしばし養生期間に入ります。この期間は生コンを乾かすためのものです。この期間をとらなければコンクリートのひび割れ(クラック)の原因となってしまいます。期間は3~7日程度で、夏場は短く冬は長くなります。ここで生コン流し込みの日に養生シート(暑さ寒さ、雨風から生コンを守るシート)を掛けられているか確認しましょう。打ち込み日にかけるのがもっとも効果が得られます。

そして養生期間が終わると型枠のばらしを行います。基礎工事の大部分がここで終わることになりますので、基礎の表面がきれいに仕上がっているかを一度確認してみてください。

ばらしが終わると、水道・排水・雨水などの先行配管工事が行われます。玄関の土間や勝手口などの下に配管が来るため、先に配管工事を行ってしまいます。もちろん玄関工事後でもできる行程ですが、その際は土間の下を掘らねばならなくなりますので土間が下がる可能性があります。

そして最後の工程、玄関等土間工事が行われます。ので、確実に外側に勾配がついているか見てみましょう。

そしていよいよ基礎完了確認です。ここで、確認ができなければ立ち上がりの外側部分以外はのちに確認することが難しくなります。この時に気になることは建前の前に現場監督さんに確認をしてみる等することをお勧めします。

確認を勧める基礎工事の工程内容

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まずは、基礎工事がどのような工程で行われるのか。

ここで軽くご紹介したいと思います。

まず地縄はりで建物の位置を出します。次に地鎮祭で安全祈願の御祈りです。祝詞をあげてお酒を建物位置の四方にまきお清めをします。この地鎮祭を実際に体験した時は、何やら形式的で仰々しいなと、やや不満もあったのですが、周りの方の勧めもあり行いました。やはり無宗教の日本人であるせいか、このようなしきたりは近代的な建物でも重んじられるものなのですね。あとで「地鎮祭をしなかったからあんなことが・・・」などと言われるのも何ですし、そこは勧められるままにというかんじで臨みました。でもこれを機に家を建てるんだという実感もわいてきた気がします。やはり節目の神事はあった方がいいのかしらと今更ながら割愛しなくてよかったと安堵しているところです。私の感覚としては正直なところ、地鎮祭というより、安全祈願祭という意味合いが強かったです。続いて遣り方で建物の外周部から数十センチ離したところに木杭を打ち貫き板と呼ばれる板で建物の周囲に囲いを作ります。これが結構重要な作業とのこと。続いて掘削(根切り)・・・ベタ基礎の場合、建物の外周部内周部を地盤より掘り下げて平らに仕上げます。もちろん、この工程の深さや幅、そして掘り方は基礎の形によって違ってくるわけです。なので、見ている限りそれが正しいのかなんて素人目では全く分からないのが現実です。しかし掘削完了をしたらその時に泥濘がないかを確認してみましょう。掘削完了をしたら、続いて砕石工事です。そののち鉄筋組みとなります。

この工程の際はなかなか立ち会いは難しいと思われますが(わたしはしっかり時間を合わせて立ち会いしました)冬場に施工が行われると急速な温度下降で生コンが凍り、強度が落ちる場合などがありますので注意が必要です。また雨・強風の日は避けた方が無難です。

基礎こそ丈夫であれ。上ものは修繕が多少なりとも効きそうですが、土台部分だけはそののちどうしようもありませんし、何か不具合があったとしても発見した時は時すでに遅し。そのような事態は避けたい一心で、私は執拗にここまでの工程を分からなくても見学するという意地がありました。

結果としていい勉強になりましたし、申し訳ないのですが現場の方もやや緊張感を持たれていたように見受けました。「もうここから見られてるの?とおもいましたよ」と完成した後に担当者の方から一言お褒め(?)の言葉を頂きました。

基礎工事に入る前に

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わたしは、たまたま鉄筋RC工法の住宅を選択しましたが、木造住宅でも基礎工事というのは必ずあります。家の土台となる非常に重要な工程です。

実際、新築される方にとっては、家が出来上がっていく途中を訪れて工程を眺めているということはよくされているようですが、一番見ていただきたい工程はやはり基礎工事と梁だと思っています。

これが不十分だと、完成した住宅では確認が難しいため欠陥を発見することが困難ですし、完成後の修繕、補強もまた限界がありさらにコストがかかる可能性があります。

そして、基礎工事がおこなわれる前に、実は大事な工程があるのです。私は家が形作られていく様を見学していれば安心だとばかりおもっていたのですが、まっさらな土地に、何かしらの具材が搬入されて現場のかたがそれを使用し始めた時点で、すでに家づくりは始まっています。

その私が全く見落としてしまっていたというのが、仮設工事の過程なのです。

基礎工事を行う前に、この仮設工事というものが施されて初めて次の過程に進むわけです。

一番に水や電気、照明がないと作業自体が滞るわけですので、これらを手配する工事をしなくてはならないのです。(よくよく考えれば、何の資源もない状態から物作りができるはずがありませんよね)。そして、工程の途中で雨が降りこんで困る部材にはもちろん防水シート。そして手の届かないような高い場所で作業をされることは当然ありますので、そのために設ける足場なども仮設物といえます。

そして、いよいよ家の基礎にまつわりそうな水盛り(工事を進める際の基準となる、水平を決める作業のこと)や、遣り方(板や杭、水などを使って基礎・柱・壁の位置を決めていく作業のこと)という工程にはいるわけです。

水平を計る作業なんて、当たり前に行われているものでしょうが、こんなにも初期に家の傾き調整などが行われていると感じると、やはり建築がはじまった一番初めの作業から無駄なものなんて何もないんだなと今更ながらに感じます。

初めから旨く水平がとれなければ、そのあとの作業がいくら丁寧であっても、確実に傾いてしまう残念な家が出来上がってしまうと思うと・・・やはり初めが要ですね。

基礎工事開始に至るまでに一工程 土壌改良

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丈夫な住宅は丈夫な基礎から。と基礎工事にこだわっていたわたしに、営業担当者は近く施工される別のお宅の基礎工事にも立ち会わせて見学を数度させてくれました。

自分たちがどのように工事をして、結果どのような強固な基礎が完成するかという流れを事細かに現場で説明もしてくださいました。

これほどの安心材料はありません。

わたしは結果として地元大分の建設業者がプランニングしている一戸建て向けRC工法の住宅に決めたわけですが、木造住宅と比べて家自体の重量が増すコンクリート住宅を建築する際には土台となる基礎の下に、住居安定のために数メートル下までコンクリートを流し込み土台の強度を増す作業が必要になります。どのくらい下まで土を掘りコンクリートを流すかというのは、建設を予定するその地盤次第というのは大変心配でした。(柔らかい土壌なら深く掘り下げて硬い土壌のところまでコンクリートを流すため、見えないコストがいくらかかるかも土壌調査をしなければわからないという不安)

幸い土壌調査の結果、強固な土質が比較的浅い位置で確認できたため、想像していた予算より安く上がりましたが、マックスの時の予算と比較すると100万単位でその土壌づくりの費用に差が出てきます。

土を掘らねばわからない、博打のような見えないコストです。こればかりはどうしようもありませんので、結果の報告があるまで正直金額面でかなり不安でした。

ただ、丈夫な箱ものを作るための土壌づくりに妥協はできませんし、そこで妥協しようという案をだしたところで素直に「それはできません」とNOを言ってくれるメーカーさんだったことがまだ信頼を上げるきっかけともなりました。

結果として予想していた金額より抑えた形で土壌改良も終え、コンクリートが落ち着くのをまち、いよいよ基礎工事の始まりに至ったわけです。

これまでに要した(地質調査から土壌改良終了まで)時間は着工から1カ月。

木造なら基礎が完成していたら住宅も完成してしまうのではないかというほどの工期を、見えない部分にそっくり費やしておりました。

現場にもこのころ数度通い、生コンクリートを搬入する日にはコンクリートの品質確認に数値を確かめる装置も立ち会って見せて頂きました。

(これは、わたしがコンクリートの品質を確認したいとお願いしたことですが)

こんな面倒なお願いも無理でも聞いてもらうことで一つずつ不安を解消していったことで安心を得ることになっていました。

信頼おけるメーカーだからこそ、それを逐一隠さずに仕事を見せてくれていたのかと思うと、最良のメーカーに会えたとおもっています。

わたしが新築住宅を選択するときに気をつけたこと

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耐震・耐火。そして理想の雰囲気とライフスタイルに合った住宅を選ぼうとあれこれ展示場を見て回りました。

それまで漠然と、家は何の問題もなく注文すれば出来上がるものだと過信していたわたしでしたが、いろいろと調べるうちにやはり欠陥住宅に悩んでおられるオーナー様たちの声がいろいろな媒体を通じて私の耳にも入ってきました。

そのなかで、欠陥をまねく一番の原因は着工後まもない住宅基礎の工事からすでに始まっているケースが多いということを知りました。

住宅を選ぶ際には営業担当者は「安心安全な家を完成させます」とあれこれ安心感を与えてくれる文言をならべるのですが、実際の自分の家が完成し引き渡された時にはすでに欠陥があると言わざるを得ないものだったというケースが多いようです。

それは、住宅メーカーの営業さんと施工する職人さん、下請け業者さんとの温度差ももちろんあるとは思いますが、ぱっと見完全にできているであろうと随時確認ができずにそれこそ信頼するしかない住宅基礎は、業者にとってはコストの調節にはもってこいの具材でしょう。

完全に作り上げれば求めている住宅が完成できるのですが、その始まりの基礎が不安定で不完全であればその上になされる工事も後々に影響を及ぼすのは当然です。

そこでわたしは、住宅をどこで施工してもらうかを決める際、一番に信頼のおける実績のある業者なのかどうか。その施工主が今まで完成させた物件に問題はなかったかを調べることから始めました。

いくら理想の住宅を完成させてもらえるというハウスメーカーに巡り合ったとしても、そのメーカーの施工に信頼がおけなければあっさりあきらめられる、というくらい私の中での業者選択で基礎工事への信頼度が一番の条件となっていました。

一通り説明を受け、そして自ら調べ、疑問があればどんどん担当者へ質問をしました。

そして返答を受ける中で、自分の信頼度が上がっていくことを随時確認しながらメーカーを絞り込んでいきました。

もちろん、尋ねた質問に明瞭に答えてくれるメーカーさんが多いのですが、そこに真意がみえないリップサービスのような受け答えをされた時は即候補から外す勇気も持てました。

自分にとっての一生の買い物を選択する一歩です。この質疑にかなりの時間を割き、結果契約までに数度疑問を強く投げましたが、真摯に調査し返答してくれたメーカーと大分で巡り合うことができ、家づくりのすべてをお任せしようという決断に至ったのです。

結果このメーカーさんと初めて巡り合ってから契約に至るまでに3カ月、そして工期内容の確認にたびたび時間を割き、結果着工に至るまでには契約から半年という時間がたっていました。

しかし、すべての基礎施工についての疑問を解消して臨もうと決心できてからは何の不安もありませんでした。

メーカーの方も不安材料を取り払うためにずいぶんな尽力をいただきました。

その営業・そして工事主任担当者さんとは、完成引き渡しののち現在もこまめにフォローをしてくれています。

このようなメーカーさんにあえたことは感謝ですが、妥協を許したくないという私の真意も汲み取ってくださった結果だと思っています。

今から住宅を建てようと思われている方、決してメーカー丸投げでなく自らが疑問を持ち確認できるすべを相手に求めて完成に望まれることをおすすめします。

何を差し置いても丈夫な家を

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2011年3月に、東日本大震災が東北地方を襲いました。

わたしはその様子をたまたまテレビでリアルタイムに見ていました。

始めは大規模な地震に各テレビ番組が一斉に中断し、報道番組へかわり不謹慎ながら「地震規模が大きいとはいえ、さほどの問題はないだろう」と他人事のように思っていました。

大分に住むわたしは津波の被害を実感することはほぼないまま生活してきましたので、東北地方の津波の危険性について全くと言っていいほど知識がありませんでした。

諸外国の津波被害を見れば、ほんの一瞬で生活すべてを奪い去る危険があるということは承知していたはずですが、まさか同じ日本で(過去にも)大災害が起こりうるなどとは想像もしていませんでした。

今まで私が経験した地震の際も「津波の心配はありません」と当たり前にニュース速報が流れ、今回はやけに津波に厳戒注意するのだなと思った程度。

そんな矢先、テレビでみたあの大津波はわたしのいままでの津波の印象を真っ向から覆すすさまじい映像でした。実際に起こっているとは信じがたい映像の数々。遠くから町並みを映した中に小さく見えるたくさんの住宅やビルや車。それがすべてじわじわと波に飲み込まれて一斉に飲み込まれ流されていく様子は、まるで模型図で再現したのかと誤解をするほどの儚さを思わせました。

津波が襲ったのちにその場に住宅が残っていたとしても、屋根もろとも海水を浴びてしまった建物はそのままでは安心して住むことはできませんが、やはり家の形を残せた家主さんと波もろともすべて流され跡形もなくなってしまった家主さんでは、家への思いも違ったのではないでしょうか。

すぐに避難できる高台に住居を構えていた方と、海岸近くに家を建てられていた方。生活している中ではさほどの距離や環境も変わらずに日々を送っていたのでしょうが、ほんの数キロ住宅を構える場所が違っただけで被災後の状況も異なっていることでしょう。

自然相手に毎日を生活していることを改めて痛感した今回の出来事は、やはり遠く九州大分でも他人事ではありません。地震の危険性からいえば大分もかなりの高確率です。

地震に強い家を、とにかく箱ものについて完成後に心配をしなくて済む住宅をと思い、新築の際に考慮したことを今また思い出しているところです。

新築住宅を購入するまでの考えの変化

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わたしは数年前に、住みなれた大分の実家近くの土地に一家4人で移り住むことを決意し、

新築一戸建てを購入しました。

家を建てようと決意したところで、今まで親の建てた家や賃貸物件に身を寄せいていた私にとって、家を完成させるまでの考慮しなくてはいけないことの多さを知らなすぎていました。

自分が大黒柱として家を構えるということの嬉しさに乗じて、「新築なんだったらいろいろ考えずにローンの審査さえ通ればあとは何も問題はない」と安直に考えていたのです。

ただ、いざ家を建てようと自分が決心した後に、自分が後悔しない家を求めるならやれるだけのことはやろうと、新築を決めた後に中古物件や分譲マンションを見学にも行きました。

自分が求めた理想の住まいを実現するなら、新築にこだわらずともマンションでも、中古住宅でもそれは構わないという考えに至ったからです。

始めは土地ありきで新築住宅を検討したのですが、自分が生涯で一度できるかできないかの大きな買い物を生涯かけて支払っていくと考えた時、その住む家と環境、利便性など家自体だけの問題ではないことに気づきました。

私には幼少の子供がいます。その子供たちはいずれ小学校、中学校と進学し高校果ては大学か就職かと子供自らが進路を考えていくでしょう。自分にとっては住みやすい家だと思っていたその地域が子どもにとって住みにくい場所であっては私として不本意だという思いも同じころに沸いていました。

自分を含めた家族全員が、安心して楽しく毎日を送れる家づくりをするためには家のある地域や場所も大きく関係するのだと思います。

何度も妻と話をし、足しげく展示会場を回り、そして何度も比較検討して喧嘩もして、今やっと一つの城を持つことができました。

土地ありきで始まった家づくりは結局当初の予定通り、私の実家の近くに住宅を構えることで落ち着きました。しかし、完成までの紆余曲折は決して無駄ではなく、これからも自分がこの家で生活していく上での考え方が定まったきっかけだったとおもっています。