計画と実際の収納

住まいの中で、子ども部屋というのが一番変わっていく空間かもしれません。住まいを新築した時点で、子どもたちが幼かったり、生まれていなかったりすると、子ども部屋はまだ必要ないかもしれません。あるいは、物置になっているかもしれません。
しかし、これが、小学生、中学生、高校生と年齢を重ねていくと、子ども部屋は寝室になり、勉強部屋になり、自分たちのリビングルームになっていきます。兄弟姉妹の年齢や性別によっても考えなくてはいけません。

私の友人が住まいを新築した時、3才と1才の娘がいました。まだ、1人で寝ることができなかったので、夫婦の寝室で親子4人が寝ていました。もちろん遊ぶのも1階のLDKですから、ひとまず、子ども部屋は10畳程度のワンルームにしておきました。
収納は、廊下側の壁を利用して、天井までの壁面収納を作りつけてもらいました。将来、この部屋で2人がどのように過ごしていくか、想像のつかない部分もありましたので、大容量の収納だけを確保しておいたという形でした。

しかし、実際には、天井までの壁面収納は、必要ありませんでした。手の届かないくらい高い位置に収納を設けても、結局、モノの出し入れには脚立が必要ですし、不便で、ほとんど使うことはありませんでした。部屋の中がすっきり片付くようにと、天井までの壁面の収納がいっぱいになるほど、収納するものはありません。
将来のことを考えて、いつでも、変化していくことができるように、ボックス家具などを利用して、間仕切りにも利用できるような収納を考えていけばよかったと思っています。
間仕切り壁を設置して、完全にそれぞれを独立させるのでなく、姉妹がそれぞれの気配を感じ、遊んだり、話したりできるように考えていけばよかったと思いました。

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This entry was posted on 月曜日, 5月 25th, 2015 at 8:12 AM and is filed under その他もろもろ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Both comments and pings are currently closed.